２５歳から６０歳までの誕生日に、魅力あるポートレート(肖像写真)を、自分自身のために、そして家族(子供や孫はもちろん愛する夫や妻のためにも)写して・飾って・残しませんか。

生まれてから二十歳までは、お宮参り・初節句・七五三・入園・入学・十三参り・卒業・成人式と一人で写す写真が結構あります。また、６０歳を過ぎると、還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿とやはり一人で写す写真が多くなります。

人生にとって一番やりがいのある時期の『一番いい顔』を肖像写真として残しておきたいものです。

愛する子供や孫のためにも、自分を残すことが、一番の宝物だと思います。今、若くても明日は一日歳をとってしまいます。ですから、今を大事に生き、大事に残した自分を振り返って見るのもいいと思います。

　遺影写真を考える

２００８年２月、先日朝８時ごろだったかＮＨＫのテレビで、
遺影写真を撮って、写真展をして・・・という映像が流れていた。

遺影写真だからといってお年寄りばかりが写っているのではなく、２０・３０代の若い方も写っていた。
「遺影写真を写すことによって、生きていることに真剣に向き合うことができた・・・」
「撮ってよかった、毎年１枚写したい」など写すことによって自分を見直すきっかけにもなると思う。

この世に生まれたからには、死に向かって生きているのは事実です。
どう生きるかが問題です。
自分とはこんな顔をしているのか、と知るのも大事です。

死んでからでは、遺影写真は撮れません。
この世に生きている証しを写して自分を見つめなおしてみませんか。

また、このたび「おくりびと」が【第81回米アカデミー賞授】それによって
死と向き合う大切さが心のそこからじわーっとこみ上げてきます。

遺影写真（複製写真）